室町時代からあった黒川城を蒲生氏郷が改修し、その際に名を「若松城」と改めた。その後、加藤明成による大改修が行われ、現在の姿になった。それから200年以上経った戊辰戦争では最新の兵器を備えた新政府軍の激しい攻撃に1ヶ月も籠城で耐え、その堅牢さを見せ付つけた。同盟諸藩の降伏により孤立したことで、若松城も降伏を余儀なくされるも、近代戦に耐えた難攻不落の名城といえよう。